| STORY
5年の歳月が紡いだ、
開発の物語
限界を越えたい――
その想いから始まった挑戦。
5年の歳月をかけて辿り着いた100ミリテスラ。
そこには、開発者たちの物語があります。

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INTERVIEW| 開発者インタビュー
TAO誕生から10年目。
ふたたび、生まれた問いかけ。
TAOが誕生してから、気づけば10年。
おかげさまで累計販売数も伸び、多くのお客様に長くご愛用いただいてきました。そんな中、私たち開発チームに、ふと湧き上がってきた問いがありました。
——より多くの人に、さらに深く「効果を届ける」方法はないのだろうか?その答えを探す旅の中で、私たちは3つの課題と向き合うことになりました。
より深く、より広く届くために
「磁力」への挑戦
これまでのTAOネックレスでは、技術的に磁力は65ミリテスラが限界でした。
しかし、「全周100ミリテスラ」という新たな基準を目指してみよう。100ミリテスラが実現すれば、もっと広い範囲に、しっかりと安定して作用できるはず。
私たちはそう確信して、試行錯誤を重ねてきました。
磁力を高めるために材料を変えるだけでは不具合が発生したり質感が変わってしまう。
TAOらしい肌なじみのよい触感や高級感のある質感を保ちながら、どうやって磁力を上げるか——。材料選定だけでなく配合比率、成形方法に至るまで何度も見直しと検証を繰り返しました。
誰にとっても快適な装着感を
目指して ——「留め具」の再設計
「留め具が固くて、着け外しがしづらい」「長く使い込むと、緩みがでる」
そんなお客様の声に、私たちは留め具の構造そのものを、いちから見直すことにしました。
「簡単に、より使いやすく、長く使える。」
その理想をかたちにするためにさまざまな工夫を重ねました。
今回採用したマグネット式留め具の強度も、磁石を大きくするとデザイン性がなくなり、磁石を小さくすると強度が出ません。
金属の厚みを限界まで薄くしながら、割れにくくするための強度検証を繰り返し行いました。実は、見た目以上に高難易度な技術で、磁石の配置や構造は1/100ミリ単位の非常に細かい精度を求められます。
最終的にはワンタッチで装着でき、従来のTAOと変わらない美しいカーブを描く構造が完成。この新しい留め具構造を実現させる過程で、技術とこだわりがやっとひとつの“答え”に辿り着きました。
もっとやさしく、もっと自由に
「素材」と「デザイン」の進化
肌に直接触れるものだからこそ、やさしさにはこだわりたい。
金属アレルギーの心配を減らすために、私たちは高耐食性のステンレス素材を新たに採用。
今までにない製法や仕上げに挑戦することで、デザインにも新たな可能性が生まれました。
この新しい素材は、従来のものより磨きがとても難しく、この『ARC』を磨けるのは高い技術水準を持った一部の職人さんだけ。手間と時間をかけ、見た目にも手触りにも、心からご満足いただける仕上がりを目指しました。
10年目の進化、「TAO ARC」誕生へ
TAO ARCは、過去の常識を塗り替える、いわば「進化」。
「ARC」という名前には、“円弧”という意味とともに、“探求”の意味も込めています。
あくなき探求によってたどり着いた、コラントッテが今できる最高のかたち「TAO ARC」。開発にかかわった私たちにとっても、誇りをもって世に送り出せる製品です。
コラントッテのモノづくりは、何よりも“精度の高さ”にこだわっています。
ひとつ課題をクリアしても、また別の課題が見つかる。それでもまた配合比率から見直して、納得できるまで作り直す。
すべては、お客様の笑顔のために。これからも私たちは、モノづくりを探求し続けていきます。
これまでTAOを愛用してくださった方も、これから初めて出会ってくださる方も、ぜひコラントッテの「進化」をご体感ください。
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